一人で起業してから結構長いこと経過します。多分6年とか7年位なんじゃないかと思います。多分。ずっとウェブ系の開発のお仕事をしています。いろいろな人に助けられているんですね、きっと。ありがとうございます。
今後、なにか作り出す系のお仕事で起業や独立してやっていこうとする人のために、1点だけ気をつけておくと成功しやすくなるかもしれない勘所を書きます。
需要はあるか知らないけどね。あくまで、個人の感想ですよ。
仕事の対価。お金の感覚がずれている客や会社には特に注意
発注元でも、パートナーでも、どのような場合でもお仕事を受けるとき、単価や請求する金額や条件を決めて相手にお知らせすると思います。そのときに以下のような、お金に関する言葉が出てきたときは要注意です。
「高い!」
「たかっ!」
「もっと安くして」
明確な理由が存在しない状態で、この辺の言葉が1度でも出てきた場合は、その人や会社と付き合うのを考えたほうが良いかもしれません。特に役員とかの偉い感じの人から。
「今は事業を開始したばかりで予算が無いから」とか、「いまコロナの件収入が減ってきついから」とか、明確な理由が存在する前提で「いまは予算が合わないからもっと安くして」という感じであれば寄り添って仕事しても良いと思います。
でも、そういう理由もなく相手の感覚的・予算的に「価格が高い」とか「もっと安くしてくれ」とか言うところは、いつまでもお金に対して渋いし、売れないし、仕事も微妙なところが多いです。こういうところに限って文句が多かったり、仕事に対しても調整が出来なかったり、揉めたりして面倒臭くなることが多い印象です。
状況もあるので、どうしても仕事を受けないといけないことがあるかもしれません。
でも、最終的に搾り取って捨ててやるくらいの気構えのほうが良いかもしれません。相手も搾り取ろうとしているので。真面目に相手にしすぎると、心もしわしわになって鬱々します。
ちゃんとお金を儲けさせてくれようとする人や会社はとても良い
ちゃんと儲けさせてくれようとしてくれるような人たちは、とても良い関係を築けていると思います。仕様の調整、納期の調整、相談、導入時の問題や課題の調整、販売戦略など、仕事に必要な相談や調整がちゃんとできることが多いです。当たり前のことが、普通にできます。
こちらも、とても丁寧にちゃんと仕事しようと思えてくるのです。金額以上の仕事もします。それに対しても、ちゃんとしっかりと評価してくれることがとても多いです。
お金をもらうので、全力で仕事して、完遂することが前提です。効率化したり、クオリティに影響がない範囲で手を抜いたりするのは良いと思います。騙したりずるいことをしては絶対に駄目ですよ。
気をつけることは「お金の感覚のズレ」1つだけ。
だいたい、こんな感じでしょうか。どうしてもお仕事なので、お金の話に行き着いてしまいますね。
私はパソコンとか開発とかWEB技術とかあまり好きではないです。開発作業は趣味で絶対しないし、今後も生涯、趣味でプログラミングとかやることはないでしょう。対価をもらう以上ハイクオリティは目指してきっちり仕事します。でもこの仕事を本当に好きでやっている熟練した人たちが出すクオリティは絶対に出せないでしょうね。
なので、今の仕事はお金次第です。ここがずれている人や会社と仕事すると、不幸になります。それを回避していたら、お金の話を抜きにして、よい人や会社に出会える確率が上がりましたよ。というお話でした。
個人的に、IT関係じゃなくても仕事をお願いするときは、ちゃんと予算を作ってから仕事をお願いするように気をつけています。
「対価に対してのお金の感覚」。この辺だけちゃんと見極めておければ、起業して仕事が成功する確率が高くなるんじゃないかと思います。みんな気持ちよくお仕事できることを祈っています。