zabbixをCentOSに構築する手順【サーバ編】では、サーバの設定を紹介しました。今度はエージェントを設定します。
■zabbixエージェントとは
エージェントは各サーバ上で実行され、サーバの情報を取得します。取得した情報をZabbixサーバに報告します。
■yumでインストール
以下のコマンドでエージェントをインストールします。リポジトリの登録方法はこちらをご確認ください。
yum install zabbix-agent
■エージェントの設定
インストール完了後に、/etc/zabbix/zabbix_agentd.confファイルの設定を変更します。基本的な環境では以下の2点の設定変更します。
Server=127.0.0.1
この設定は、サーバのIPアドレスを指定します。
Hostname=supersonico.info
この設定は、エージェントのホスト名を設定します。ここで設定した名前をzabbix管理画面のホスト追加のときに指定をします。
■監視するサーバに複数IPが設定してある場合
もし、エージェントをインストールしたサーバにIPが複数設定してある場合は、通信を行うIPを以下の設定項目で設定してください。IPが一つの時は不要です。
ListenIP=通信したいIPアドレス
■zabbixエージェントの起動
以下のコマンドで起動をします。
/etc/init.d/zabbix-agent start
更に、サーバが起動した時に自動起動するように設定しておきましょう。
chkconfig zabbix-agent on
これで、エージェントの設定は完了です。あとは、管理画面からこのエージェントを追加するだけで、監視が始まります。こちらの記事に、自動でzabbix監視対象をサーバに追加する方法を紹介しています。こちらで、設定してみてください。