jQueryは基本的に読み込み完了したHTMLしか操作することができません。HTMLが読み込まれる前に、jQueryのスクリプトを実行してもエラーになってしまいます。ここでは、jQueryのスクリプトが安定して動くようにするために、readyイベントについて紹介します。
■readyイベントとは
DOMが構築され終わったあとに発生するイベントです。要するにHTMLが読み込み終わって、操作できる状態になったら一度発生するイベントです。HTMLの構成が完了した段階でのイベントなので、画像の読み込みなどに関しては、まだ完了していないかもしれません。
このイベントの中で、セレクタによる選択などをすれば、確実にスクリプトを実行することができます。
■記述方法
記述方法は3種類あります。好きな書き方で良いと思います。プロジェクト内にコーディング規約があるのであれば、それに従いましょう。
// 書き方 その1
$(document).ready(function() {
// ここに処理を書く
});
// 書き方 その2
$().ready(function() {
// ここに処理を書く
});
// 書き方 その3
$(function() {
// ここに処理を書く
});
個人的によく見るのが、書き方その3の書き方です。
基本的なところなので、参考にしてみてください。では。