CentOS6の公式リポジトリだけだと、phpやmysqlのバージョンが古く、デフォルトのままだと、最新のPHPなどをインストールすることができません。そこで、リポジトリに比較的新しいパッケージが提供されているIUSを追加します。するとphp5.6やmysql5.5がデフォルトで利用できるので便利です。このようなリポジトリは他にも提供されており、有名所ではremiというリポジトリもあります。
■まずはEPELリポジトリを追加する
IUSのリポジトリはEPELリポジトリが追加されているひつようがあります。追加の方法はこの記事を参考にしてみてください。
■IUSリポジトリを追加する
次にIUSのリポジトリを追加します。以下のコマンドでパッケージをダウンロードすることができます。
sudo rpm -Uvh https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/6/x86_64/ius-release-1.0-14.ius.centos6.noarch.rpm
IUSのリポジトリのバージョンが上がったりした場合は、このIUSの公式ページから対象のパッケージがあるページに遷移できると思います。適宜変更してみてください。
■yumでインストールする
以下のコマンドでphp5.6をインストールすることができます。
yum install php56u
インストールできるパッケージの一覧はIUS公式ページのこちらから確認することができます。
結構簡単に最新のパッケージを利用することができるので、おすすめです。参考にしてみてください。