以下の商品を購入して取り付けてみました。1.6インチのLCDっぽいですね。RPi 1.6 CPUInfoScreenという商品名っぽいのが書いてあります。
画像のような感じに情報を表示することが出来ました。起動時間、CPU利用率なども確認できるようになっています。
■表示できるようにするまで。
説明書も何も入っていない部品でした。設定の説明に書いてある文章も中途半端でそのままでは動きません。手順をまとめてみます。
1.gitでwiringPiをインストール
GPIOを操作するためのライブラリっぽいですね。以下の手順でインストールします。wiringPiというディレクトリが作成されて、そこからイントールされます。
cd ~
git clone git://git.drogon.net/wiringPi
cd wiringPi
./build
2.サンプルコードをダウンロード
上記のwiringPiだけでは動きません。液晶に文字を表示するプログラムをダウンロードしてこないといけません。以下の手順でダウンロード→コンパイル→実行まで可能です。
git clone https://github.com/ronanguilloux/Raspberry-Pi-Utils.git
cd Raspberry-Pi-Utils/PCD8544/
cc -o cpushow pcd8544_rpi.c PCD8544.c -L /usr/local/lib -l wiringPi
これで、今のディレクトリにcpushowというバイナリが出力されます。後は、./cpushow & でバックグラウンドで実行すると、液晶が初期化されて上記画像のような情報が表示されます。適当に/usr/bin辺りにコピーしておくと、色々なところから実行できると思います。
■起動時に実行するには
私は、/etc/rc.localに以下を記述しています。
/usr/bin/cpushow &
これで、起動時に液晶画面が初期化されて情報が表示されるようになります。簡単な手順ですが、液晶に色々表示されると何だかうれしいですね。いちいちディスプレイを接続しなくてもIPがわかるので、DHCPの環境だと地味に便利でうれしいです。バックライトもスイッチでOFFにすることができます。参考にしてみてください。