CentOSでSELinuxを無効にする方法です。無効にするにはサーバの再起動が必要となります。SELinuxはきちんと設定するとセキュリティ的に良いようなのですが、設定が大変な上に普通にセキュリティのことを考慮したサーバであれば特にいらないような気がします。
■SELinuxがOnになっていると影響が出てくること
一例として、ApacheのDocumentRootのディレクトリからシンボリックリンクで他の場所へリンクされているリソースに対してアクセスできなくなります。
■現状の設定状態を確認する方法
以下のコマンドで確認することができます。
getenforce
Enforcingとか、permissiveとかになっていればSELinuxが有効になっています。disabledになっていれば、無効になっています。
■無効にする方法(恒久的)
以下のファイルを変更します。
/etc/sysconfig/selinux
SELINUXという項目があるので、以下のように設定します。
SELINUX=disabled
サーバを再起動すると、SELinuxが無効になっています。
■注意点
上記の設定を間違えると、再起動時にカーネルパニックを起こしてサーバが起動しなくなります。気をつけましょう。