データベースサーバのパフォーマンスチューニングをしている時に、LinuxのOSのディスクキャッシュが効いてしまって、うまく結果が出ないことがあります。サーバを再起動する方法もありますが、ディスクキャッシュをクリアしてしまえば再起動の手間も省けます。
以下のコマンドでLinuxのOSのディスクキャッシュをクリアすることができます。この方法は、Kernel2.6.16以降で利用することができます。
sync
echo 3 > /proc/sys/vm/drop_caches
サーバの再起動をするよりもすごく手軽にキャッシュを削除することができるので、チューニング中は役に立つと思います。しかし、本番サーバで実行すると、パフォーマンス低下など何が起こるかわからないので、気をつけてください。ステージング環境での実行をおすすめします。
では。