最近、調査数が増えて来たCopyContentDetecotorです。ありがとうございます。このコピペチェックツールですが、zabbixで各種サーバの状態をサーバを監視しています。
今回は、zabbixのデフォルトテンプレートであるTemplate_App_MysqlでMysqlの状態を監視したときの設定を紹介します。今回設定したZabbixのバージョンは2.4.7です。
■ZabbixのTemplate_App_Mysqlで監視できる項目
まず、このTemplate_App_Mysqlで何が監視できるかを紹介します。だいたいこんな感じのことが監視できるみたいです。
・一秒間にクエリが何回処理されたか ・送信・受信のデータ量 ・slow-queryの数 ・Mysqlプロセスの起動状態
データの転送量やクエリが一秒間にどれだけ実行されたのか等の情報がわかるので、【Mysqlサーバがどれだけの性能が必要か】目安がわかると思います。
■設定の手順
まず、.my.cnfというファイルを指定のディレクトリに作成します。これを行わないと、Template_App_Mysqlテンプレートをホストに追加したとき、ZabbixがMysqlにログインできずにデータの取得ができなくなります。
mkdir /var/lib/zabbix
vi /var/lib/zabbix/.my.cnf
chmod 400 /var/lib/zabbix/.my.cnf
sudo chown -R zabbix.zabbix /var/lib/zabbix
/var/lib/zabbixというディレクトリを作成し、その中に.my.cnfというファイルを作成します。このファイルにZabbixがMysqlに接続するときに利用するIDとパスワードを記述しておきます。
.my.cnf記述方法は以下のとおりです。IDとパスワードを記述します。
[client]
user = zabbix
password= xxxxxxx
あとは、Mysqlサーバが動いているホストにTemplate_App_Mysqlテンプレートを追加するだけです。
簡単な手順で、Mysqlの情報を監視することができます。ぜひ、初期段階でやっておきましょう。