yumでインストールしたmysqlで最低限のmy.cnfの設定を紹介します。小規模〜中規模くらいまでなら大丈夫かと思います。
インストールしたら、mysqlを起動する前にまず設定を変更しましょう。一度でも起動してしまうと、innodb_log_file_sizeの設定が邪魔をして、別途対応をしないと起動しなくなります。
対象は5.6系のサーバになります。
■my.cnfのサンプル
・性能に関係してくるキャッシュ系の設定
・文字化けを防ぐ文字コード系の設定
・チューニングに必要なクエリログ系の設定
の3種類にわかれています。
以下に最低限の設定を書きます。それぞれのセクションに追記をしてください。これだけしておけば、だいたい大丈夫かと思います
[mysqld]
##キャッシュ系の設定
query_cache_type = 1
query_cache_size = 128M
innodb_buffer_pool_size = 256M
innodb_log_file_size = 64M
innodb_file_per_table = 1
sort_buffer_size = 512K
##文字コード系の設定
##charanter-set-serverですが、mysqlのバージョンによって記述方法が異なります。これは5.5以降の記述方法です
character-set-server = utf8
skip-character-set-client-handshake
## チューニング用のログ設定
## SlowQueryとインデックス利用していないクエリログも設定。
log-output = FILE
slow-query-log = 1
slow-query-log-file = /var/log/mysql/slow-log
long-query-time = 1
log_queries_not_using_indexes = 1
innodb_log_file_sizeの設定を変更した時の対応は別途紹介します。
是非、参考にしてみてください。